移民影響マトリクス
20カ国 × 7テーマを一覧で
財政・雇用・PISA・犯罪・住宅・庇護・人口の7テーマを20カ国横断で比較。色は各テーマの概況(赤=負の影響、緑=正、灰=データ非公開)。個別数値と出典は各国ページをご参照ください。
| テーマ | ![]() DK | ![]() SE | ![]() NO | ![]() FI | ![]() DE | ![]() AT | ![]() CH | ![]() FR | ![]() BE | ![]() NL | ![]() UK | ![]() IE | ![]() IT | ![]() ES | ![]() PT | ![]() CZ | ![]() US | ![]() CA | ![]() AU | ![]() NZ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 人口比率 定義は国により異なる | 12.6% | 21% | 17.5% | 11.7% | 25.6% | 20.5% | 27.7% | 11.3% | 13.8%* | 24.6% | 19% | 12% | 9.1% | 14% | 14% | 10.4% | 14.3% | 23% | 32% | 28.8% |
| 財政コスト 財政への純効果 | −160億DKK | +60億SEK | −410万NOK* | 調査中 | −21億€/年 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 動機別− | OBR混合 | 非公開 | INPS+ | 成長+ | 非公開 | 非公開 | NAS混合 | 非公開 | 技能系+ | 非公開 |
| 雇用格差 就業率の差 | −10pt | −10.5pt | −12pt | 非公開 | 難民女−35pt | 格差大 | 格差中 | −5pt失業 | 格差大 | 格差大 | 格差中 | 格差中 | 格差中 | 格差中 | 格差中 | 格差小 | 格差中 | 格差中 | 地域差大 | 非公開 |
| PISA格差 PISA 2022学力差 | +28pt | 格差大 | 格差大 | 格差大 | 格差大 | 格差大 | 格差中 | −51pt | 格差大 | 格差大 | 格差中 | 小規模 | 格差中 | 格差中 | 格差中 | 非公開 | 格差中 | 格差中 | +26pt超過 | 超過 |
| 犯罪統計 出身別データの有無 | ×2.6(年齢補正) | ×2.5(粗率) | 過剰代表↓ | 非公開 | 外国籍過多 | 非公開 | 国籍別あり | 国籍別のみ | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 全国なし | 非公開 |
| 住宅影響 住宅への文書化された影響 | 並行社会5地区 | 脆弱地区65 | 過密26% | 非公開 | 格差あり | 格差あり | 非公開 | QPV集中 | 地区差大 | 格差あり | 需要圧力 | 需要急増 | 格差あり | 格差あり | 格差あり | 非公開 | 格差あり | 住宅圧力 | +0.5%家賃 | 格差あり |
| 庇護申請 近年の申請水準 | 中水準 | 中水準 | 低水準(↓) | 中水準 | 高水準 | 高水準(↓) | 25,781件 | 153,600件 | 39,615件↑ | 中水準 | 高水準 | 急増→↓ | 高水準 | 高水準 | 2,677件 | 低水準 | 中水準 | 中水準 | 低水準 | 低水準 |
※「人口比率」の色区分は情報提供のみを目的としており、高低の価値判断ではありません。財政・格差・住宅・庇護については、赤=公式データが示す負の影響、緑=正の影響または低水準、黄=混合・部分的データ、灰=公式データ非公開。
プロファイル類型
🧊 北欧型(DK / SE / NO)
移民比率17〜21%、非欧米系移民の財政コストは一貫してマイナス(DKは−160億DKK、NOは−410万NOK/人(R3))。雇用格差10〜12ポイント、PISA格差も顕著。データは非常に詳細で透明性が高い。2010年代後半以降、政策が選別的に転換。
信号:財政・雇用・教育でいずれも負の影響が文書化されている。
🌏 英語圏ポイント制型(AU / NZ / CA)
移民比率23〜32%と高い。オーストラリア・ニュージーランドではPISA格差が逆転(移民が現地生徒を上回る)。財政的には技能系移民が正の貢献。家族・難民との差が大きく、入国区分別の分析が政策の鍵。
信号:スキル選抜が統合指標に明確に反映されている。
🌊 南欧移行型(IT / ES / PT)
移民比率9〜14%と北欧・英語圏より低い。財政データは限定的だが、スペイン銀行はGDP成長への正の貢献を示す。PISA格差は中程度。庇護申請は高水準(ITは地中海ルートの玄関口)。データの透明性は北欧より低い。
信号:人口高齢化補完の文脈で労働移民の重要性が増している。
🏗️ 中欧台頭型(CZ / AT)
オーストリアは移民比率20.5%・庇護申請急増(2022〜23年が欧州最高水準)。チェコは10.4%・ウクライナ難民が外国籍者の54%。財政・PISA等のデータは構築中または非公開。政策的対応が遅れており、統合インフラが整備段階。
信号:急増後のデータ整備が今後の重要な研究対象。
方法論上の注記
このマトリクスの各セルは、各国ページに掲載された一次資料に基づく概要であり、単純化を含みます。同一テーマでも国によって測定方法・対象年次・出身区分の定義が異なります。各セルの詳細な数値・出典・方法論上の限界は、必ず各国ページでご確認ください。灰色のセルは「移民の影響がない」のではなく「公開された一次資料が確認できない」ことを意味します。



















